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メタルフィラメントを磨いてみよう
Sanding and polishing objects made of metal filament by Proto Pasta

revised: 2019 / 02 / 07

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ファブラボ品川では様々なフィラメントを試すワークショップを開催しています。
今回は金属粉が練り込まれた Proto-pasta 社のフィラメントを磨く工程をご紹介します。

こちらは今回のワークショップ用にFusion360で造形しました。3Dモデリングならではのものとしてケーブルが通る穴が弧を描いています。
出力直後は固められた砂のような質感でかなり疎な印象。
ひとまず「magattama」と呼んでいます。

裏面は出力時にオーバーハングしていくため、造形が荒れています。

#240 のヤスリからスタート。主に裏側の荒れた部分を整えます。

#400 でのヤスリがけ。表側もヤスリ始めます。

#600 。ヤスリながら拭き取る工程を繰り返します。

#800 。少しずつ整ってきました。

#1000 少しツヤが出始めています。

#1200 。それほど細かく番手を刻んでヤスる必要があるのかと思いますが、あまり飛ばしてしまうと番手をあげても荒さが残ったままになります。

#1500 。この辺りからほとんど表面をなでているような感覚になってきます。

#2000 。

#2500 。大分仕上げ研ぎの雰囲気になってきます。

#3000 。かなりツルツルになってきました。

コンパウンド (#15000 相当) とピカールで磨き込み、ひとまず完了とします。
右は同じ Proto-pasta 社から販売されているステンレスの粉末が練り込まれたフィラメントで造形したもの。
真鍮は90分ほどの作業でしたが、ステンレスの方は180分以上かけました。

いかがでしょうか。はじめるとものすごく集中するので、写経や半田付けに近いフロー状態に入れます (笑)
不定期ですが、継続的に開催していきますので、ぜひ一度ワークショップにご参加ください。スケジュールの詳細に関してはイベント一覧ページをご確認ください。