ファブラボ品川ではともにつくり、ともに育むインクルーシブな社会を実現していくために一般社団法人ICTリハビリテーション研究会と連携して定期的にミニメイカソンを開催しています。
第2回目は第1回目と同じく、大田区の蒲田駅前にあるおおたファブさんのご協力を得て2018年12月22日に開催しました。
インプットトーク
まず、障害を持つ当事者として???代表の安藤???さんによるユニバーサルデザインに関するインプットトークがありました。バリアフリーデザインとユニバーサルデザインの違いは何か、またその思想の根底は何が異なるのか、などインクルーシブな世界を実現していく上でベースとなる哲学を学ぶことができました。
アイデアワーク
ニードノウアー3組にあわせて3チームに分かれ、午前中はニードの深掘りとそれを解決するためのアイデアワークを行いました。
様々なワークシートを用いながらニードを解決していくストーリーを明確にし、つくるもののイメージを具体的なものにしていきます。
アイデアの具体化、ものづくり
午前中に練り上げたアイデアを元に午後は具体的なものとして具現化していきます。
メンバーそれぞれの得意分野に集中し、企画、デザイン、ドキュメンテーションなど同時並行で作業を進めていきます。
おおたFabは3Dプリントメーカーのスマイルリンク社が運営していることもあり、各チーム1台以上の3Dプリンタを使用して試作に勤しみました。
動画:ハンズフリーの杖カバー
動画:電動車いすの電源ボタンを押しやすくする
動画:シークレットじゃないブーツ
開催概要
日時:2018年12月22日 (土) 9:00~17:30
会場:おおたファブ
主催:一般社団法人ICTリハビリテーション研究会
共催:おおたFab、ファブラボ品川
協力:TOM global、TOM global japan
協賛:佐藤一幸 (XYZプリンティングジャパン株式会社)、内藤義人 (XYZプリンティングジャパン株式会社)
ユニチカ株式会社
後援:一般社団法人 東京都作業療法士会