ファブラボ品川は,2024年9月21日 (土),22日 (日) の2日間にわたって東京ビッグサイトで開催された
Maker Faire Tokyo 2024 に出展いたしました.
2018年からの出展で 3D プリンタで暮らしの道具 (自助具) を自分たちでつくる活動の紹介をしてきました.ここ最近の 3D プリンタの進化に伴い,新しい局面が訪れていることを日々実感していますが,今年の展示では従来の 3D プリント自助具の紹介だけでなく,新しくリリースする「自助具アイテムボックス」のデモ展示を行いました.
開催に向けてご尽力いただいた方々にこの場を借りて御礼申し上げます.
私どもの今後の活動にもご期待ください.
Maker Faire Tokyo で毎年 3D プリンタでつくる自助具の紹介をしていますが,リピーターの方々も増え,毎年の展示を工夫しています.
今年も100点近くの自助具を展示しました.すべての道具に使用方法がわかるように使用している様子の画像とキャプションをつけています.
昨年一般社団法人 ICT リハビリテーション研究会とローンチした「COCRE HUB | コクリハブ」のサービス紹介もしながら,これを機にリリースした「3D プリント自助具アイテムボックス」の概要をご紹介しました.会場に Bambu Lab 社の 3D プリンタを持ち込み、スマホでQRコードをスキャンした後,数タップするだけで好きな数のアイテムを3Dプリントできるデモを体験していただき,大変好評を得ました.
9/21 (土) 15:00~ のプレゼンテーション・セッションでディレクターの林からファブラボ品川での取り組みをご紹介させていただきました.
2020年からのパンデミックを経て,ここ数年でアジアなど世界各国に活動の機会が広まりその様子もお伝えしました.
ファブラボ品川とユニチカ株式会社で共同開発した 3D プリント用・耐割感温性フィラメント「TRF+H」をご紹介しました.フィラメント製品や加工例の展示とともに,たくさんの方々に実際に加工体験もしていただきました.